藁屋根 (講談社文芸文庫) [ 小沼 丹 ]

   

講談社文芸文庫 小沼 丹 講談社ワラヤネ オヌマ タン 発行年月:2017年12月10日 予約締切日:2017年12月08日 ページ数:240p サイズ:文庫 ISBN:9784062903660 小沼丹(オヌマタン) 1918・9・9〜1996・11・8。

小説家。

東京生まれ。

1942年、早稲田大学を繰り上げ卒業。

井伏鱒二を知り師事する。

高校教員を経て、58年より早稲田大学英文科教授。

70年、『懐中時計』で読売文学賞。

75年、『椋鳥日記』で平林たい子文学賞。

89年、日本芸術院会員となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 藁屋根/眼鏡/竹の会/沈丁花/キュウタイ/ザンクト・アントン/湖畔の町/ラグビイの先生 戦時中に結婚して初めて一緒に住んだ大きな藁屋根の家、そして戦後に疎開先から戻って住み込んだかつての飛行機工場の工員寮が舞台の、大寺さん連作のうちでも若かりし日にあたる三作と、恩師である谷崎精二を囲む文学者の交流と彼らの風貌を髣髴とさせる「竹の会」、アルプス・チロルや英国の小都市を訪れた際の出来事を肩肘張らぬ筆致で描いて印象深い佳品が揃う短篇集。

本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・あ行 文庫 小説・エッセイ

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